ビジネスマン必読!自粛期間に自宅で読んでおきたい古典名著5選 | MIKELOG

ビジネスマン必読!自粛期間に自宅で読んでおきたい古典名著5選

ビジネス 学習

・自粛期間の空いた時間で読書をしたい
・何を読んだら良いか分からない
・おすすめの古典があれば知りたい

ビジネスマンの、こうした悩みにお答えします。

✓本記事の内容

  • 自粛期間に読書をするメリットが分かる
  • ビジネスマンが古典を読むべき理由が分かる
  • ビジネスマンにおすすめの古典が分かる

私は以前、英国通信社のNY本社で、6年間勤務していました。NYは世界のトップ企業の精鋭が集結するので、毎日米国・英国人と仕事を通して切磋琢磨することができました。その中で、光栄なことに”Most Contributed Person of the Year(最も会社に貢献した人物!)”に二年連続で選出されたりもしました。こうした経験から、本記事を書いていきます。

本記事では、ビジネスマンが古典を読むべき理由や、おすすめの古典について紹介します。

自粛期間に読書をするメリット

自粛期間に読書をするメリット

ご存じの通り、読書には数えきれないくらいのメリットがあります。
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その中でも自粛期間だからこそ得られるメリットは、以下の通りです。

  • ストレス解消になる
  • 生き方、日常、仕事のヒントが得られる
  • 視野が広がる

順番に見ていきます。

ストレス解消になる

本を読んだら、心が軽くなったという経験をしたことがある人は多いのではないでしょうか?

実は、読書そのものにリラックス効果があることが、科学的に証明されているのです。
イギリスのサセックス大学の研究によると、読書によってストレスが68%減少することが分かっており、これは音楽鑑賞や映画鑑賞などの他のストレス解消法の効果を上回る数字になっています。

つまり、読書をすることで、自粛期間のストレスを解消できるということです。

生き方、日常、仕事のヒントが得られる

読書をすると、仕事はもちろんのこと、日常生活の送り方や生き方に関するヒントを得ることができます。

本には、先人の多くの知恵が記されています。

先人が辿った道を、読書を通じて追体験することで、数多くのヒントが得られます。

視野が広がる

本には、著者の考え方が書かれています。

読書をすることで、「あるテーマについて、著者はどう考えているか?どう感じたのか?」を知ることができるのです。

つまり、読書を通し著者の考え方に触れることで、自身の視野が広がることにつながるのです。

ビジネスマンが古典を読むべき理由

ビジネスマンが古典を読むべき理由

出口治明氏や孫正義氏、大前研一氏といった、多くの名だたる経営者やビジネスマンは、口をそろえて「古典を読め!」と言います。
多くの書籍が世の中にある中で、名だたる経営者やビジネスマンが口を揃えて古典を薦めるのはなぜでしょうか?

ビジネスマンが古典を読むべき理由は、以下の通りです。

  • 普遍的な知恵が身につく
  • 考える力が身につく
  • 読書力が身につく

順番に見ていきます。

普遍的な知恵が身につく

古典とは、その名の通り数十年~数百年前に書かれた本です。
言葉を替えるなら、長い年月の間、淘汰されずに生き残ってきた良書ということになります。

また、長年読み続けられているということは、書かれている内容が現代になっても意味のある内容だということです。

つまり、古典には普遍的な知恵=真理が詰め込まれているのです。

考える力が身につく

近年書かれたビジネス書の多くは、具体的なノウハウや知識が書かれているものが多くあります。

しかし、古典は総じて抽象的な内容が多いため、文字を追うだけの読み方をしても、内容が理解できないし意味がありません。
「読書は著者との対話」という言葉の通り、古典は著者と会話をするように読む必要があるのです。

また、内容が抽象的だからこそ、自分に当てはめて考えやすいという面もあります。

つまり、近年書かれたビジネス書やノウハウ本を読むのに比べて、古典を読むと「自分で考える力」が身につくということです。

読書力が身につく

実際に読んでみると分かりますが、古典には読みにくいものが非常に多くあります。
また上記の通り、大半の古典には、抽象的な内容が記されています。

そのため、古典を読む際は、意味を考えながら読まざるを得ません。

意味を考えながら読むことで、読書力アップにつながるのです。

ビジネスマンが読んでおきたい古典名著5選

ビジネスマンが読んでおきたい古典名著5選

「古典が有用なのは分かったが、何から読んだらいいのか分からない」というビジネスマンも多いと思います。

本章では、数ある古典の中でも特にビジネスマンが読んでおきたい古典名著を5冊紹介します。

完訳 7つの習慣 人格主義の回復

スティーヴン・R・コヴィーの「7つの習慣」。

「成功哲学、自己啓発といったら7つの習慣!」というくらい、多くの人に影響を与えている本です。

タイトルの通り、人生や仕事において重要な7つの習慣が記されており、ビジネスマンに限らず多くの人におすすめの1冊です。

思考は現実化する_アクション・マニュアルつき

ナポレオン・ヒルの「思考は現実化する」。

あらゆる自己啓発本、成功哲学本の元になっていると言われている本です。

成功するための真理を学びたい人は、ぜひ!

論語 (岩波文庫)

 孔子の「論語」。

中国で古くから伝わる「四書」と呼ばれる名作のひとつで、著者の孔子と弟子たちのやり取りが記録されています。

孔子が生きた時代は2,500年も昔ですが、現代社会に生きる私たちに多くのものを教えてくれる内容です。

新訂 孫子 (岩波文庫)

孫子の「孫子」。

孫子の兵法といえば、聞きなじみがある人も多いかと思います。

中国最古の兵法書として、2,000年以上も読み継がれている本。

「兵法とビジネスは関係ないのでは?」と思われるかも知れませんが、共通点が非常に多くあり、ソフトバンクの孫正義氏も20代の頃から、孫子の兵法を活かして戦略を立てていることは有名な話です。

ビジネスや人生の戦略を立てる際に、役に立つ一冊です。

マネジメント[エッセンシャル版] – 基本と原則

ピーター・ドラッカーの「マネジメント」。

少し前に、「もしドラ」が一世を風靡したので、聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?

ドラッカーは、マネジメントという概念を初めて体系化しました。

「マネジメント」には、現代にも通じるマネジメントの原理原則が記されています。

マネジメントを学びたい人は、押さえておきたい名著です。
>>ビジネスマンにおすすめ!絶対読んでおきたいドラッカーの本5選-名言も紹介

まとめ

本記事では、ビジネスマンが自粛期間に読んでおきたい古典名著5選を紹介しました。

自粛期間で空いた時間を、普段なかなかできない読書に充てることは、自身の成長にとって非常にプラスになります。

その中でも、ビジネスマンは特に古典を読むことをおすすめします。

古典なんて読んだことがないという人は、本記事で紹介した5冊の中から、古典読書を始めてみてはいかがでしょうか?