【元NY勤務】初心者でもできる!英語のアウトプット方法を徹底解説

・英語の勉強をしているけど、インプットばかりで良いのかな?
・英語をアウトプットする場がない。
・効果的なアウトプット方法があれば知りたい。
英語の勉強をしている人の、こうした疑問や悩みにお答えします。
✓本記事の内容
- 英語のアウトプットの重要性が分かる。
- 初心者向けの英語ライティングのアウトプット方法が分かる
- 初心者向けの英語スピーキングのアウトプット方法が分かる
私は以前、英国通信社のNY本社で、6年間勤務していました。NYは世界のトップ企業の精鋭が集結するので、毎日米国・英国人と仕事を通して切磋琢磨することができました。また、6月から人気のある「オンライン英会話」を実際に試しています。講師もフィリピン人や、東欧人、米国人、ケンブリッジ大学出身の英国人と幅広い国の人からのレッスンを受講。現在11校、計9時間以上レッスンを受け、各オンライン英会話の評価を行っています。こうした経験から、英語の勉強に関する見解をシェアしていきます。
本記事では、英語のアウトプットの重要性と、初心者向けの英語のライティング・スピーキングのアウトプット方法について紹介します。
英語の勉強は、「インプット:アウトプット=2:8」

英語を勉強している人なら、一度は「英語はアウトプットが大切」と言う言葉を聞いたことがあるかと思います。
結論から言うと、英語のアウトプットは超重要です。
割合的には8割くらいはアウトプットに充てるイメージ。
主な理由は、以下の通りです。
- インプットだけだと挫折する
- アウトプットすると定着につながる
- 英語を勉強する意味をより感じられる
順番に見ていきます。
インプットだけだと挫折する
アウトプットをせずに英語の勉強だけを続けていると、必ずどこかで挫折することになります。
なぜならば、アウトプットをせずに勉強していると、延々「使える英語」にならないので、何のための勉強かが分からなくなってしまうから。
例えば、家電の取扱説明書だけを延々と読めと言われたら、結構苦痛ですよね?取扱説明書は、「家電を使う」という目的があるからこそ意味のあるものになりますからね。
アウトプットをしない英語の勉強は、このイメージに似ているかも知れません。
ですので、アウトプットをせずに英語の勉強だけを続けていると、必ずどこかで挫折することになるのです。
アウトプットすると定着につながる

勉強した英語を実際に使う=アウトプットすることで、勉強した知識の定着が深まります。
なぜならば、アウトプットをすることで勉強した知識が整理されるから。
これは英語に限ったことではありません。例えば本を読んでも何日かすると内容をほとんど覚えていませんよね。しかし、読んだ内容を誰かに話したりすると、記憶に残りやすくなる経験をしたことがある人も多いのではないでしょうか?これと同じです。
ですので、勉強した英語を実際に使う=アウトプットすることで、勉強した知識の定着が深まるのです。
英語を勉強する意味をより感じられる
アウトプットをすることで、英語を勉強する意味をより感じることができます。
なぜならば、英語をアウトプットすることで、「このフレーズは、実際にどう使うのか?」がより具体的にイメージできるようになるから。英語を勉強する”目的”がはっきりするとも言えるかも知れませんね。
例えば、「英語を勉強したことで、これまで伝えられなかったことが英語で相手に伝えられた」といった経験をすることで、より勉強する意味を感じられたりもしますよね?
ですので、アウトプットをすることで、英語を勉強する意味をより感じることができるのです。
【初心者向け】英語のアウトプット方法|ライティング編

「英語のアウトプットが重要ってことは分かったけど、具体的にどうしたら良いの?」という人も多いのではないでしょうか?
本章では、初心者向けのライティングのアウトプット方法について紹介します。
初心者向けのライティングのアウトプット方法は、以下の通りです。
- アウトプット方法①:和文英訳
- アウトプット方法②:英語日記
- アウトプット方法③:ネイティブとのテキストでのやり取り
順番に見ていきます。
アウトプット方法①:和文英訳
初心者の人は、和文英訳がおすすめです。
特に、構文を中心とした和文英訳が良いと思います。
なぜならば、和文英訳をすることで、「実際にこの構文が、どう使われるのか?」のイメージが湧きやすくなるから。
具体的には、受験用の簡単な問題集(説明もセットになっているもの)を使い、構文を勉強→問題を解くという流れが良いかと。
注意点としては、「どんな場面で使うか?」を具体的にイメージしながら取り組んでください。受験合格が目的ではないので、やみくもに詰め込んでも意味がありませんからね。
ですので、初心者向けの英語ライティングのアウトプットには、和文英訳がおすすめです。
アウトプット方法②:英語日記

和文英訳がある程度進んだら、英語日記をつけることがおすすめです。
なぜならば、和文英訳は決められた型に沿ったライティングですが、英語日記は自由英作文に近い位置づけだから。英語日記は、自分の想いを自分の言葉で書くことになるので、問題集などで自由英作文を書くよりも大分書きやすいと思います。
ですので、和文英訳がある程度できるようになったら、英語日記をつけることがおすすめなのです。
アウトプット方法③:ネイティブとテキストでのやり取り
英語日記で自分の考えを英文にできるようになったら、ネイティブとテキストでのやり取りを実際にしてみることを、おすすめします。
日本人は「英語=学問」みたいなイメージを持っている人も多いのですが、英語は”言葉”です。なので、実際に英語でネイティブとやり取りするのが、実は一番の上達方法だったりします。
「そんなこと言っても、英語ネイティブの知り合いなんかいないよ・・・」なんて声も聞こえてきそうですが、実は外国人の知り合いを作ることって、そんなに難しくなかったりします。
例えば、Facebookなどで英語のコミュニティに参加しても良いですし、知り合い経由で外国人と繋がる、あるいは「Hello Talk」みたいなアプリを使ってみるのも良いでしょう。
いずれにせよ、自分が言いたいことをある程度英語にできるようになった後は、実際にネイティブと英語でやり取りする方法がおすすめです。
【初心者向け】英語のアウトプット方法|スピーキング

続いて、初心者向けのスピーキングのアウトプット方法を紹介します。
初心者向けのスピーキングのアウトプット方法は、以下の通りです。
- アウトプット方法④:声に出して読む
- アウトプット方法⑤:シャドーイング
- アウトプット方法⑥:オンライン英会話
順番に見ていきます。
アウトプット方法④:声に出して読む
初心者におすすめの英語のアウトプット方法として、実際に声に出してみることが効果的です。
なぜならば、声に出して読むことで、自分の耳にも音が入りますし、何より英語に馴染みやすくなります。
具体的には、単語でも構文でも文章でも、インプットする際に黙々と覚えるのではなく、実際に声に出してみること。
声に出すことで、「読んで書く」だけの時よりも、確実に覚えやすくなりますよ。
アウトプット方法⑤:シャドーイング

初心者におすすめの英語のアウトプット方法として、シャドーイングが効果的です。
シャドーイングとは、英文を見ないで英語の音声を聞いて、少し遅れてそのままマネて口に出すトレーニングのことです。
>>英語学習の鉄板!シャドーイングの効果とやり方を徹底解説【おすすめの教材も】
シャドーイングを行うことで、ネイティブの人の発音やアクセント、スピードなどをマネできるようになります。つまり、ネイティブの人に近い英語を話すことができるようになるということです。
このシャドーイングは、英語初心者だけでなく通訳を目指しているようなレベルの人も必ず行うトレーニングなので、効果は折り紙付きですよ。
アウトプット方法⑥:オンライン英会話
初心者におすすめの英語のアウトプット方法として、オンライン英会話が効果的です。
>>元NY勤務が教える!オンライン英会話を徹底比較【特徴も】
なぜならば、上記の通り英語は”言葉”なので、実際にネイティブと会話をすることが、スピーキング上達の近道だから。
ELT英会話やネイティブキャンプのようなオンライン英会話は、非常に手軽な費用で毎日ネイティブの人と会話をしたりレッスンを受けたりできます。しかもオンラインなので、時間や場所を選ばないのも嬉しいポイントですよね。
ですので、オンライン英会話を活用することが、初心者の英語アウトプット方法として効果的なのです。
まとめ
本記事では、英語のアウトプットの重要性と、初心者向けの英語のライティング・スピーキングのアウトプット方法について紹介しました。
結論、ライティングでありスピーキングであれ、アウトプットをすることが英語上達の近道になります。
ぜひ、自分に合ったアウトプット方法を探してみてはいかがでしょうか?