あなたのビジネス英語が上達しない3つの理由【対策と上達方法も】 | MIKELOG

あなたのビジネス英語が上達しない3つの理由【対策と上達方法も】

情報

・ビジネス英語が上達しない、ビジネス英語を上達させたい
・英語が上達するおススメの方法を知りたい

こうした悩みにお答えします。

✓本記事の内容

  • ビジネス英語が上達しない原因、対策が分かる
  • ビジネス英語が上達する方法が分かる

私は以前、英国通信社のNY本社で、6年間勤務していました。NYは世界のトップ企業の精鋭が集結するので、毎日米国・英国人と仕事を通して切磋琢磨することができました。また、6月から人気のある「オンライン英会話」を実際に試しています。講師もフィリピン人や、東欧人、米国人、ケンブリッジ大学出身の英国人と幅広い国の人からのレッスンを受講。現在11校、計9時間以上レッスンを受け、各オンライン英会話の評価を行っています。こうした経験から、英語の勉強に関する見解をシェアしていきます。

本記事では、ビジネス英語が上達しない理由や、上達する方法について紹介します。

ビジネス英語が上達しない理由

ビジネス英語が上達しない理由

「ビジネス英語を使えるようになるぞ!」と心に決めて頑張りますが、頑張り切れる人は少ないのが実情です。残念ながら、ほとんどの人が挫折をしてしまいます。

なぜでしょうか?

ビジネス英語がなかなか上達しない主な理由は、以下の通りです。

  • 理由①:目的が不明確
  • 理由②:勉強時間が足りない
  • 理由③:実践が足りない

詳しく見ていきます。

理由①:目的が不明確

目的が不明確

理由の一つめは、目的が不明確であるということ。言い換えると、動機が弱いとも言えます。

なぜならば、人は何かを続けるためには、強烈な動機付けが必要となるからです。特に、続けることが難しかったり、苦しかったりすればするほど、強烈な動機付けが必要になります。
>>英語の必要性は今後ますます増えていくと断言できる理由【メリットと学習方法も】

こうした観点から考えると、例えば「なんとなくビジネスで英語を使えたら、かっこいいな」とか「ビジネス英語をマスターしたら、自分の評価が上がりそう」といった、漠然とした理由で始めてしまうと、挫折する羽目になります。あるいは、やみくもに「TOEICで〇〇点」とか「英検〇級を取得する」といった目的もNG。

「2ヶ月後に海外支店への移動の公募に応募をする」とか「半年後に、外資系企業に転職をする」といった、明確な目的が必要不可欠になります。

この目的は仮置きでも構いません。とにかく自分がワクワクするような目的を、できれば期限を決めて設定することが重要になります。

ですので、ビジネス英語が上達するためには、明確な目的を設定することが重要になります。

理由②:勉強時間が圧倒的に足りない

勉強時間が圧倒的に足りない

理由の二つ目は、勉強時間が圧倒的に足りないことが挙げられます。

”1万時間の法則”をご存じでしょうか?

ある分野で一流として成功するには、1万時間の練習や努力、学習が必要だというものです。

ビジネス英語を使えるようになるには、さすがに1万時間はかからないことがほとんどですが、それでも一般的に英語習得には3,000時間以上が必要と言われています。

3,000時間と聞くと、あまりピンとこないかも知れませんが、例えば平日2時間、土日5時間の勉強時間を確保したとしても、150週間、つまり3年弱かかる計算になります。

こう考えると、少し勉強したくらいで身に付かないから諦めてしまうのは、圧倒的に勉強時間が足りていませんよね。

理由③:実践が足りない

実践が足りない

理由の三つ目は、実践=アウトプットが足りていないことが挙げられます。

特に日本人は、勉強=インプットのイメージが強いのですが、英語をいくらインプットし続けても、ビジネスで英語を使えるようにはなりません。

なぜならば、英語は”言葉”だからです。言葉は話して聞くためのものなので、話すという実践なくしては上達はあり得ません。

例えば、日本に住んでいて、ひたすら英字新聞や英語の本を読むことに専念をしている人と、数か月でも留学をした人のどちらが実践的な英語を使えると思いますか?

留学をした人だということは、火を見るより明らかです。

ですので、ビジネス英語が上達するためには、勉強したことを実践する場を設けることが重要になります。

ビジネス英語が上達する方法

ビジネス英語が上達する方法

上記の通り、ビジネス英語が上達するためには、留学や海外赴任など圧倒的な時間の実践が必要となります。

しかし日本の企業で、国内勤務をしている人には難しい選択肢ですよね。

本章では、日本国内にいながら、ビジネス英語を上達させるための効果的な方法を紹介します。

ビジネス英語が上達する効果的な方法は、以下の通りです。

  • 上達方法①:英字新聞やビジネスサイトを読む
  • 上達方法②:英語のテレビ番組や映画を観る
  • 上達方法③:とにかく英語を聞きまくる

詳しく見ていきます。

上達方法①:英字新聞や英語のビジネスサイトを読む

英字新聞や英語のビジネスサイトを読む

日本にいながらビジネス英語を上達させるために、英字新聞や英語のビジネスサイトを読むことは効果的です。

なぜならば、英字新聞や英語のビジネスサイトを読むことで、英語力がアップするだけでなく世界の国々で起こっている出来事を知ることができるから。英語に限らず学習は、楽しさや興味関心がないと続きませんので。

自分の行動範囲に英字新聞なんて置いてある店が無いという人は、ネットでビジネスニュースを読むと良いでしょう。最近は国内ニュースアプリなんかでも、表示言語を日本語→英語に変更できるものも結構ありますし、手軽に学ぶことが可能ですよ。
>>【社会人の英語】勉強が楽しく続く学習本3選!2020最新版

上達方法②:英語のテレビ番組や映画を観る

英語のテレビ番組や映画を観る

日本にいながらビジネス英語を上達させるために、英語のテレビ番組や映画を観ることも効果的です。

なぜならば、観ているうちに段々と耳が慣れてくるからです。上記の通り、英語は”言葉”です。ですので、読み書きができるよりも聞けて話せることの方が、ビジネスでの使用用途が広がります。

個人的には映画がおススメですが、好きで何度も見ている映画であれば、最初は何を言っているか聞き取れないとしても、何となく話しているセリフの予想ができますしね。

ですので、日本にいながらビジネス英語を上達させるために、英語のテレビ番組や映画を観ることは効果的なのです。
>>好きな映画を観て英語をモノにする為の三つのポイント【楽しみながら自然に英語が上達!】
>>英会話学習上達に最適な無料の英語TV番組おすすめ3選 【英語を学びつつ知識もつく】

上達方法③:とにかく英語を聞きまくる

とにかく英語を聞きまくる

日本にいながらビジネス英語を上達させるために、とにかく英語を聞きまくることも効果的です。

理由は上記の通り、まずは耳を慣らせることが効果的だから。

具体的には、CDや音源データなどを使い、”音声”として英語をひたすら聞く方法になります。

こうしたヒヤリング用の教材はたくさん出ていますが、NYで6年間勤務をしていた私がおススメするのが、ネイティブイングリッシュになります。

おすすめの理由としては、「とにかく聞いているだけで話せるようになり、内容も面白い」こと。ただ聞くだけなので、通勤時間も上手く活用できて、上記の3,000時間がもっと短期間で達成できるようになりますよ。

>>元NY勤務が教える!オンライン英会話を徹底比較【特徴も】

まとめ

本記事では、ビジネス英語が上達しない理由や、上達する方法について紹介しました。

ビジネス英語を上達したい人の参考になれば幸いです。