【元NY勤務が教える】外資系の転職面接で英語力よりも大切なこと【注意点も】 | MIKELOG

【元NY勤務が教える】外資系の転職面接で英語力よりも大切なこと【注意点も】

ビジネス

・外資系に転職したいけど、面接は英語なのかな・・・?
・自分の英語力が通用するのかが不安
・その他、面接で気をつける点があれば知りたい

外資系企業に転職を考えている人の、こうした疑問や悩みにお答えします。

✓本記事の内容

  • 外資系の転職面接で英語力よりも大切なことが分かる
  • 外資系の転職面接で通じる英語力を身に付けるコツが分かる
  • 英語力の他に、外資系の転職面接での注意点が分かる

私自身、外資系専門のヘッドハンターとの面接を経て、業界世界トップ企業でもある英国通信社への転職を成功させました。その後6年間NY本社で勤務をしましたが、最終面接官の立場で転職希望者を多数面接してきました。こうした経験から、見解を述べていきます。

本記事では、外資系の転職面接で英語力以上に大切なことや、面接に対応できる英語力を身に付けるコツ、その他の注意点について紹介します。

外資系の転職面接で英語力よりも大切なこと

外資系の転職面接で英語力よりも大切なこと

外資系の転職面接と聞くと”英語力が必要”と短絡的に考えてしまう人が多いように見えます。

確かに最低限の英語力は必要になりますが、実は英語力よりも大切なことがあるのです。

外資系の転職面接で英語力よりも大切なことは、以下の通りです。

  • 自分のコンテンツを持っていること
  • Bicultural(バイカルチュラル)であること

詳しく見ていきます。

自分のコンテンツを持っていること

英語力よりも大切なことの1つ目は、自分のコンテンツを持っているということです。

コンテンツというのは、あなた自身の人としての教養や、専門分野についての幅広い知識や見識、本質を見抜く力など。

なぜならば、どれだけ英語が流暢で堪能でも、その英語を利用して伝えられることに価値がなければ、ビジネスパーソンとしての価値を認識してもらえないから。

ですので、外資系の転職面接では、英語力以上に自分自身のコンテンツを持っていることの方が重要になるのです。

Bicultural(バイカルチュラル)であること

Bicultural(バイカルチュラル)であること

英語力よりも大切なことの2つ目は、Bicultural(バイカルチュラル)であることです。

あまり聞きなれない言葉かもしれませんが、Bicultural(バイカルチュラル)とは

2か国の言語・習慣・道徳などを、その国の人と同レベルに身につけているさま。また、理解できるさま。
出典:デジタル大辞泉

という意味になります。

要するに、その国の言葉だけでなく、文化そのものもネイティブと同じくらい身に付けていることが大切になるのです。

また、日本の文化に対しての造詣も同様です。

あなたは日本のことを、どのくらい知っていますか?あるいは日本の文化を、外国の人にきちんと説明をできますか?

こうした点も、外資系の転職面接では重要なポイントになるのです。

外資系の転職面接で通じる英語力を身に付けるコツ

外資系の転職面接で通じる英語力を身に付けるコツ

上記の通り、外資系の転職面接で英語力よりも大切なことはありますが、そうは言っても英語力も必要不可欠です。

なぜならば、外資系企業で働くということは、「英語が公用語の企業で働くのだから、読む・書く・話すは出来て当たり前」が前提になるからです。ですので、上記の点が英語力よりも重要視されるのです。

ここで言う英語力とは、「TOEIC900点」とか「英検一級」とかをイメージする人も多いかも知れませんが、資格を履歴書に書いても、ぶっちゃけあまり気にされません。それよりも、どれだけ実用的な英語を使えるかが重要になります。

外国人と話し慣れる

実用的な英語を使えるようになるためには、”外国人と話し慣れる”しか方法はありません。とにかく場数を踏むことが大切。

その方法として、時間や場所を選ばずに手軽に外国人と話ができる、オンライン英会話を利用するのがおすすめです。
>>元NY勤務が教える!オンライン英会話を徹底比較【特徴も】

オンライン英会話を活用して外国人と話し慣れることで、外資系の転職面接で過度に緊張してしまうことを防ぐのにも役に立ちますよ。

英語力の他に、外資系の転職面接での注意点

英語力の他に、外資系の転職面接で気をつけたい点

最後に、上記以外で外資系の転職面接時に気をつけたい点を紹介します。

詳しくは、外資系企業への転職で失敗しない三つのポイント!【インサイド情報】にも書いていますので、合わせて読んでみて下さい。

以下の通りです。

  • 注意点①:企業情報収集
  • 注意点②:身だしなみ
  • 注意点③:握手

順番に見ていきます。

注意点①:企業情報収集

外資系企業に限らずですが、面接を受ける企業を徹底的に調査することは重要です。

HPを隅から隅まで読み、優位性や課題を探ることができると良いでしょう。

また、面接を受ける会社だけでなく、競合会社についても複数リサーチが必要です。

注意点②:身だしなみ

注意点②:身だしなみ

日本の面接でも同じですが、とにかく清潔感第一を心がけましょう。

特におざなりになりがちなのが、靴。外資系企業では「靴が綺麗か?」を日本以上によく見る傾向があるので、要注意です。汚れが無く、つま先やかかとがすり減っていないか注意しましょう。

外資系=自分をアピールしないとダメと考え、奇抜なスーツやネクタイ、髪形で面接に臨むのは望ましくありませんよ。

注意点③:握手

日本人として馴染みが少ないのが、握手です。

握手をする際は、相手の目を見て右手で強く握るようにしましょう。

また、その際に相手の名前を呼んで挨拶をすると、好印象を与えられます。

日本だと目上の人と握手をする際に両手で握手をする傾向がありますが、欧米では右手だけなので注意が必要です。

まとめ

本記事では、外資系の転職面接で英語力以上に大切なことや、面接に対応できる英語力を身に付けるコツ、その他の注意点について紹介しました。

結論、外資系の転職面接では英語力以上に大切なことがあります。

外資系企業への転職を考えている人の参考になれば幸いです。

オススメサイト:転職の面接徹底解説