【社会人向け】英語を活かせる職業・転職先を徹底解説【『効果的な』学習方法も】

・英語を活かせる職業って何があるの?
・英語学習を始めたんだけど、せっかくだから転職とかに活かせるといいな・・・
・おすすめの学習方法があれば知りたい
英語学習初心者の、こうした疑問や悩みにお答えします。
✓本記事の内容
- 英語を活かせる職業・転職先が分かる
- おすすめの『効果的な』学習方法が分かる
私は以前、英国通信社のNY本社で、6年間勤務していました。NYは世界のトップ企業の精鋭が集結するので、毎日米国・英国人と仕事を通して切磋琢磨することができました。
また、6月から人気のある「オンライン英会話」を実際に試しています。講師もフィリピン人や、東欧人、米国人、ケンブリッジ大学出身の英国人と幅広い国の人からのレッスンを受講。現在11校、計6時間以上レッスンを受け、各オンライン英会話の評価を行っています。
こうした経験から、英語の勉強に関する見解をシェアしていきます。
本記事では、英語を活かせる職業・転職先や、おすすめの『効果的な』学習方法について紹介します。
英語を活かせる職業・転職先

まず前提として、本記事で紹介する職業以外でも、英語が使えると活躍の場が広がる職業が多いのは事実です。
>>【社会人向け】『初めての』英語学習をするメリットを徹底解説【学習方法も】
その上で、英語を活かせる職業・転職先は以下の通りです。
分かりやすいように、TOEICの点数別に分けて紹介します。
TOEIC500点以上

TOEIC500点以上の英語力が求められる職業は、以下の通りです。
- 旅行スタッフ
- 接客スタッフ
- 入国審査官
順番に見ていきます。
■旅行スタッフ
旅行の計画を立てるツアープランナーや、観光地の案内役であるツアーコンダクターは、英語が使えると有利です。
海外旅行時はもちろんのこと、インバウンドの外国人観光にも英語は役立ちますからね。
高度な英語は必要なく、日常会話レベルの英語で十分対応可能です。
■接客スタッフ
ホテルやテーマパークなど、外国人の来客が見込まれる場合、英語が使えると有利です。
特に、外国人のお客様と接する機会が多い職種に就く場合は、簡単な日常会話は話せるようになっておいた方が良いでしょう。
■入国審査官
日本を訪れる外国人の出入国審査を行う仕事です。
外国人を相手にする仕事なので、業務での英語力は必須になります。しかし、採用後に語学研修が用意されているので、採用前の英語力はそれほど高くなくても問題ありません。
ただし、TOEIC600点以上の人には試験の点数加算がされるので、勉強をしておいた方がより有利になります。
TOEIC600点以上

TOEIC600点以上の英語力が求められる職業は、以下の通りです。
- 貿易事務
- 客室乗務員
- 航空管制官
順番に見ていきます。
■貿易事務
貿易事務とは、貿易会社や商社で輸出入の書類作成など、関税に関わる事務処理を行う仕事になります。
貿易事務で取り扱う書類の多くは英文になるため、特に「リーディング・ライティング」能力が求められます。
■客室乗務員
いわゆるキャビンアテンダントですね。
国際線に搭乗する場合はもちろんですが、国内線でも外国人のお客様の対応が求められるため、英語力は求められます。
多くの企業で、採用基準としてTOEIC600点以上の英語力を明示しています。
■航空管制官
地上から航空機の離着陸や滑走ルートの指示を行う仕事です。
パイロットとのコミュニケーションがスムーズに行える英語力を求められます。
航空管制官は国家公務員となるため試験がありますが、英文の筆記試験や英会話の面接が行われます。
TOEIC700点以上

TOEIC700点以上の英語力が求められる職業は、以下の通りです。
- 外資系企業
- パイロット
順番に見ていきます。
■外資系企業
外資系企業は当然、本社が海外にある企業になります。
そのため、本社との会議や社内メール・文書などは基本的には英語になります。
ですので、様々な分野の外資系企業が日本に進出していますが、どの企業を希望するにせよ、最低TOEIC700点程度の英語力が求められます。
>>【元NY勤務が教える】外資系の転職面接で英語力よりも大切なこと【注意点も】
■パイロット
パイロットはご存じの通り、旅客機を操縦する仕事です。
あまり知られていないかもですが、搭乗時のコミュニケーションや航空管制官とのやり取りは、基本的には英語で行われます。
また、会社によっては海外での訓練を行うこともあるので、高い英語力を求められるのです。
TOEIC800点以上

TOEIC800点以上の英語力が求められる職業は、以下の通りです。
- 語学講師
- 公認会計士(国際部門)
- 通訳ガイド
順番に見ていきます。
■語学講師
語学講師は、日本人に英語を教えたり、外国人に日本語を教える仕事です。
どちらのケースにせよ、英語力は必要不可欠になります。
また、「英語で教える」ことは想像以上に難易度が高いため、かなり高い英語力が求められる職業になります。
■公認会計士(国際部門)
公認会計士は、企業の監査や税務処理を行う仕事です。
その中でも国際部門というものがあり、主に外資系企業の監査業務を行う際に、書類のチェックや担当者とのやり取りを英語で行います。
会計用語は英語の中でもかなり特殊な位置づけになるため、高い英語力に加えて専門的な英語力も必要になります。
■通訳ガイド
通訳ガイドとは、日本を訪れた外国人に、英語で観光案内をする仕事になります。
案内する外国人と英語でのコミュニケーションを求められることに加え、色々な要望に対応できる対応力も必要になります。
通訳ガイドに必要となる「全国通訳案内士」はれっきとした国家資格ですが、TOEIC900点以上の人は英文筆記試験が免除となります。
TOEIC900点以上

TOEIC900点以上の英語力が求められる職業は、以下の通りです。
- 翻訳家
- 通訳者
順番に見ていきます。
■翻訳家
翻訳家は、本や映画において、「日本語を英語に」、または「英語を日本語に」翻訳する仕事です。
そのため、正確な翻訳を行えるだけの英語力が求められます。
また、作品の背景を理解するためにも、世界各国の文化や歴史などに精通していることが必要になります。
■通訳者
通訳者は、違う言葉を話す人たちの間に入って、お互いの言葉に訳すことでコミュニケーションの手助けをする仕事です。
企業同士のビジネスシーンでの通訳から国際会議での通訳まで、幅広い活躍の場が期待できます。
お互いの意図を正確に伝える英語力に加え、各国の文化や宗教など、幅広い教養が必要にもなります。
おすすめの『効果的な』学習方法

最後に、英語を就職や転職に活かすためにおすすめの、『効果的な』学習方法を紹介します。
本文ではTOEICのスコアを指標として出しましたが、あくまで分かりやすく紹介するためのもの。なので、必ずしもTOEICで高スコアを目指す必要はありません。
上記を読んだ人は感じたかもですが、一部職業を除いて基本的に求められているのは”英会話”の力になります。
ですので、就職・転職に活かす英語力を身に付けるためには、やはり”英会話力”を高めることが重要になるのです。
✓英会話力をつけるには英会話をする
結論は、コレです。当たり前ですよね。
英会話を実践するためには、社会人の人はオンライン英会話一択だと個人的には思います。
なぜならば、時間や場所を選ばず、かつ1レッスン15分程度からなので、ちょっとしたスキマ時間に英会話のレッスンができるから。
詳しくは、元NY勤務が教える!オンライン英会話を徹底比較【特徴も】に書いてますので、興味のある人は読んでみて下さい。
まとめ
本記事では、英語を活かせる職業・転職先や、おすすめの『効果的な』学習方法について紹介しました。
「せっかく学習している英語を活用したい!」と考えている人は、ぜひ参考にして下さい。