【FX】システムトレードで失敗しないための3つのポイント【プロ直伝】

・FXのシステムトレードってどうなの?
・できるだけラクして勝ちたい
・システムトレードで、失敗しないためのポイントとかあれば知りたい。
こんな悩みや疑問にお答えします。
✓本記事の内容
- FXのシステムトレードのメリット・デメリットが分かる
- FXのシステムトレードで失敗しないためのポイントが分かる。
私自身、世界三大金融市場のロンドン・ニューヨーク・東京でメガバンクのトップ為替ディーラー達と30年以上前から仕事をしており、1998年にFX(外国為替証拠金取引)が始まった時から、22年間プライぺートファンドの運用をFXを中心にしています。こうした経験に基づいて、話しをしていきます。
本記事では、FXのシステムトレードのメリット・デメリットや、失敗しないためのポイントについて紹介します。
FXのシステムトレードのメリット・デメリット

「システムトレードはラクして勝てる」みたいなイメージを持っている人もいるかも知れませんが、そんなことはありません。
システムトレードを使うメリットもあれば、当然デメリットもあります。
本章では、システムトレードのメリット・デメリットを紹介します。
システムトレードとは
FXトレードスタイルを大きく分けると、”システムトレード”と”ノン・システムトレード”に分けることができます。
システムトレードとは、事前に設定したルールに従い、自動で売買を行うためのツールです。
国内に存在するほぼ全てのシステムトレードを経験した私が考える、システムトレードのメリット・デメリットは以下の通りです。
システムトレードのメリット
システムトレードのメリットは、”自分の感情を切り離してトレードをすることができる”こと。
損切りができないとFXで失敗する3つの理由を徹底解説【損切のコツも】でも書いたように、FXで失敗する大きな原因の一つに”損切りができない”ことが挙げられます。これは、「損をするのが嫌だ」とか「(根拠なく)今下がっているだけで、きっと上がるはず」といった、心理面が大きく影響している部分もあります。
システムトレードは自動で売買を行ってくれるため、こうした心理面の影響を受けずに、根拠に基づいたトレーをを行うことが可能になります。
システムトレードのデメリット
一方で、システムトレードを行うデメリットも存在します。
それは、自動で売買を行うがゆえに、満足感や納得感を得られにくいということです。
私自身がシステムトレードに馴染めなかった大きな理由として、「負けた時に納得ができなかった」ことがあります。
自らの判断で負けてしまうのなら、ある程度納得ができます。また、自分の判断に対しての検証を行い、その後につなげることも可能です。
しかし、システムに任せて大きく負けてしまうと、単純に悔しさのみが残ります。
ですので、システムトレードのデメリットとして、満足感や納得感を得られにくいのです。
ちなみに、FXを中心に20年以上プライベートファンドを運用している私が、特に初心者におすすめする口座は以下の通りです。
おすすめポイントを簡単に紹介します。
DMM.com証券のおすすめポイント
- ポイント①:平日24時間、いつでも電話サポートが受けられる
- ポイント②:スマホで手軽に取引ができる
- ポイント③:アプリがユーザーフレンドリーで使いやすい
- ポイント④:スプレッドやスワップポイントが、顧客に有利に設定されている
LINE FXのおすすめポイント
- ポイント①:LINEとの連携で取引のタイミングを逃さない
- ポイント②:取引コストが安い
- ポイント③:直感的に分かる高機能チャート
- ポイント④:最短3分で口座開設
- ポイント⑤:安心できる取引環境
LINE FXについては、こちらの記事で詳しく紹介しているので参考にして下さい。
>>『初めての』LINE FXのメリット・デメリットを徹底解説【口コミも】
DMM FXのおすすめポイント
- ポイント①:最短1時間で取引開始
- ポイント②:初心者でも使いやすい取引ツール
- ポイント③:平日24時間、いつでも電話サポートが受けられる
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FXのシステムトレードで失敗しないための3つのポイント

いくらシステムトレードが自動で売買をしてくれるからと言って、何もしなければ負けることは必然です。
>>FX歴22年のプロが伝授!FXで失敗する人の特徴と対策を徹底解説【おすすめのFX会社も】
FXのシステムトレードで失敗しないためのポイントは、以下の通りです。
- ポイント①:バランスの良い分散投資
- ポイント②:適度なレバレッジでの取引
- ポイント③:適切なストラテジーを選ぶ
詳しく見ていきます。
ポイント①:バランスの良い分散投資
一つ目のポイントは、バランスの良い分散投資を行うことです。
リスク分散を行うことは、FXに限らず投資の大原則です。
少ない数のストラテジーに集中的に投資をしてしまうと、相場が上向けば大きな利益を手に入れられますが、下向いた時に多額の損失を出してしまうリスクが高まります。
損切りができないとFXで失敗する3つの理由を徹底解説【損切のコツも】でも書きましたが、トレーダーが絶対に避けたいのは「相場からの退場を余儀なくされる」ことです。また、負けた時の損失をいかに小さくするかも、FXで勝つための大きなポイントになります。
ですので、少ない数のストラテジーに集中的に投資をするのではなく、バランスよく分散投資を行いリスクを分散させることがポイントになります。
ポイント②:適度なレバレッジでの取引
二つ目のポイントは、適度なレバレッジで取引を行うことです。
FXでは証拠金の最大25倍までレバレッジをかけられますが、無理なレバレッジはハイリスク・ハイリターンの取引になってしまいます。
つまり、上記と同じく相場が上向いた場合は良いですが、下向いた時には一瞬で資金が無くなってしまうことになりかねません。資金が無くなれば、当然相場から退場することになります。
ですので、特に初心者のうちは、最大でも2~3倍程度のレバレッジに抑えておいた方が良いでしょう。
ポイント③:適切なストラテジーを選ぶ
ストラテジーとは、システムトレードにおける売買プログラムのことで、どのタイミングで売買するのかを決めるものです。
ストラテジーには大きく分けると、”トレンド系”と”レンジ系”があります。それぞれの相場に合ったストラテジーを使わないと、利益を出すことが難しくなります。
ですので、ストラテジーを選ぶ際は、”ストラテジーが相場に合っているかどうか?”を見極めることがポイントになります。
まとめ:トレードは”欲望と恐怖の戦い”

本記事では、FXのシステムトレードのメリット・デメリットや、失敗しないためのポイントについて紹介しました。
結論、システムトレードを使う場合も、失敗しないためのポイントを抑えることが重要になります。
トレードは、”欲望と恐怖の戦い”です。
本記事が、システムトレードを使うか迷っている人の参考になれば幸いです。
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