【未経験者向け】IT転職で有利な資格なんて存在しない【能力が必要】

・IT業界の転職で有利になる資格って何?
・おすすめの資格を知りたい。
こんな悩みにお答えします。
✓本記事の内容
- IT業界の転職で有利になる資格が分かる【結論:なし】
- 未経験者がIT業界へ転職したいなら、”資格”よりも”能力”を身につけるべき
私自身、外資系専門のヘッドハンターとの面接を経て、業界世界トップ企業でもある英国通信社への転職を成功させました。その後6年間NY本社で勤務をしましたが、最終面接官の立場で転職希望者を多数面接してきました。こうした経験から、見解を述べていきます。
本記事では、IT転職で有利になる資格や、資格より能力が大切な理由について紹介します。
IT業界の転職で有利になる資格が分かる【結論:なし】

「IT業界=資格が有利」みたいな印象を持っている人も多いかも知れませんが、結論IT業界の転職で有利になる資格なんてありません。
これはIT企業の経営者に聞いてみれば分かるはず。「●●の資格を持っているから採用!」なんてことは、まずありません。
資格試験=ビジネス
IT系の資格で有名なのは、基本情報技術者試験があります。英語でいうところのTOEICみたいなイメージです。
そもそも資格が必要ないのに、なんでこうした有名な資格試験があるのか?
答えは、資格試験はビジネスになるから。基本情報技術者試験やTOEICといった有名な資格ビジネスは、ぶっちゃけボロ儲けしてますよ。
資格と能力は必ずしも比例しない
IT業界の転職で有利になる資格がない最大の理由が、これです。基本情報技術者試験やTOEICといった有名な資格を持っていても、実務に直結しない場合が多い。当然、経営者もこの辺の事情は分かっているので、「●●の資格を持っているから採用!」とはならないのです。
もちろん、資格がないよりはあった方が良いですが、転職のためにわざわざ資格に時間を使うのはどうかと思います。
IT業界へ転職したいなら、”資格”よりも”能力”を身につけるべきなのです。
未経験者がIT業界へ転職したいなら、”資格”よりも”能力”を身につけるべき

未経験者にありがちですが、IT業界へ転職する際に、”資格”を取ろうとしがちです。
なぜならば、資格の勉強にはゴールがあり、達成度合いが目に見える形で分かるから。安心感にもつながるし、ゲーム性が強いとも言えますしね。
このゲーム性は、何かを楽しむためのコツでもあるのです。
実際のビジネスは・・・
一方、実際のビジネスは、ゴールや達成度合いが目に見えない場合が非常に多くあります。ゴールは自分で設定する必要すらありますね。
でも、こうした見えない状況下でも、自分でゴール設定をし前進していくことが求められます。
この力こそが、IT業界の転職に求められる”能力”です。
IT業界で評価されるための”能力”を身につける方法
IT業界の転職に求められる”能力”を身につける方法はシンプルで、”売上の最大化を目指す”こと。
ITに限らずビジネス全般に言えることですが、ビジネスは売上命です。ですので、やるべきことは”売上の最大化を目指す”こと。
こういう話をすると、「お客様を満足させることが大事だろう!」とか「世の中に貢献することが大事だろう!」といった反論が来そうですが、やるべきは”売上の最大化を目指す”こと一択です。
例えば、お客様の満足度を高めようとするとします。でも、その満足度って、どうやって計測するのでしょうか?これだと、あなたの能力が可視化されないですよね。
上記の通り、ゴールが見えにくい実際のビジネスにおいて大事なのは、見える化です。
ですので、必ず可視化できる部分にコミットして進んでいくことが大事なのです。
可視化できる”能力”として、手に職をつけるのもあり

IT業界と聞くと思い浮かぶのが、プログラマー。プログラマーの能力は、比較的可視化することが可能です。
PHP、HTML、CSS、JS、Laravel、Codeigniter・・・プログラミング言語には、多くの種類が存在します。扱えるプログラミング言語と経験年数を明確にすることで、能力の可視化が可能です。
こう考えると、未経験者でもプログラミングを勉強していおいて損はありません。
プログラミングと聞くと難しいイメージがありますが、サクッと学べるスクールもあります。
✔未経験者におすすめのサクッと学べるプログラミングスクール
- airbnbみたいなサービスが作れるようになるプログラミングスクール【テックサプリ】:約70本の動画教材とテキストで、細かいところまで学べます。
- 未来のキャリアをつくるプログラミングスクール「Tech Boost(テックブースト)」:現役のエンジニアが徹底的指導します。
- 4ヶ月で成長の限界に挑戦 徹底指導のエンジニア転職プログラム【CodeCampGATE】:未経験からWeb系のエンジニアとしての転職を目指せます。
おまけ:未経験者がIT業界へ転職するなら、転職エージェントの活用がおすすめ
余談ですが、未経験者がIT業界への転職をするなら、転職エージェントに登録することをおすすめします。
なぜなら、企業紹介はもちろんのこと、業界未経験者では考え難い志望動機や面接対策なども行ってくれるから。
>>IT転職で未経験者が書くべき志望動機3つのポイント【転職エージェントも】
数多くの転職エージェントが存在しますが、まずは下記に登録しておけばOKかと思います。
✓未経験者におすすめの転職エージェント
- IT業界の転職ならマイナビエージェント×IT:業界に精通したキャリアアドバイザーによる書類の添削、面接対策が特徴です。
- テックキャンプエンジニア転職:転職だけでなく、エンジニアスキル習得のサポートもあるから、未経験者におすすめです。
- IT・Web業界に強いSE転職エージェント「Tech Stars Agent」:細かいニーズにも柔軟に対応してくれます。
- GEEK JOB:未経験からの転職成功率が95.1%と驚異の実績。
- 【未経験からプログラマ】完全無料であなたの就職をサポート ProEngineer:無料の実践型就職支援講座(インターンシップ)があるから、未経験からのIT転職も可能。
まとめ:未経験者がIT業界へ転職するなら、可視化できる”能力”を身につける
本記事では、IT業界へ転職するのに必要な資格や、未経験者が身につけるべき能力について紹介しました。
ポイントをまとめます。
- IT業界への転職で有利になる資格なんてない。
- 資格を取るよりも、能力を身につけることに時間を使うべき。
- 身につけるべき能力は、”売上を最大化させる”ことを目指す能力。
- プログラミング言語は可視化しやすい能力なので、未経験者が勉強するにはおすすめ。
未経験者でIT業界への転職を考えている人は、ぜひ”能力”を身につけてみてはどうでしょうか?