新型コロナ禍での転職!不安な人が勝つために今すべき事!

・コロナの影響で、入社後の研修などがスムーズに進んでいない
・エンジニア職で入社したけど、倉庫整理が仕事だった・・・
・このまま仕事を続けるのもイヤだから、転職を考えている
こうした悩みにお答えします。
✓本記事の内容
- コロナで転職がどう変わるかが分かる
- コロナ禍の転職で、やっておくべきことが分かる
私自身、外資系専門のヘッドハンターとの面接を経て、業界世界トップ企業でもある英国通信社への転職を成功させました。その後6年間NY本社で勤務をしましたが、最終面接官の立場で転職希望者を多数面接してきました。こうした経験から、見解を述べていきます。
本記事では、コロナ禍での転職を成功させるために、やるべきことについて紹介します。
コロナ転職でどう変わる!?

コロナワクチンが流通するまでは、通常の営業が出来ない業種などもあります。
今後のコロナシナリオを楽観的なものから、悲観的なものまで想像すると・・・。
- コロナが突然消えて、今まで通りになる
- コロナワクチンが開発され、第二波、第三波はこない
- 第二波、第三波がくるので経済の低迷がしばらく続く
- 感染症のみではなく、自然災害や世界恐慌と連鎖が続く
今後を予測をしつつ、最悪の状況までも想定しておくと被害を最小限にすることができます。誰もがより良い、働きやすい世界に生きたいと考えます。
しかしその世界自体を変える事はできません。
それよりも、自分自身が変わる事でその先の世界も変わってきます。
今、あなたは就職がうまくいっていない過去の世界と、全てがうまくいっている未来の世界との中間地点にいます。
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コロナ禍でも大手で内定を勝ち取っておく
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自分の将来についてしっかりと考えながら駒をすすめておく
やみくもに面接を受け、数だけはこなしていては、過去の世界が平行線上に続きます。
全てがうまくいっている未来から逆算して、今何をすればうまくいく未来に続くのか見極めることが大切です。
コロナでも慌てずに駒を進めておく

コロナでも慌てずに駒を進めるには、どうしたら良いのでしょうか?
駒というのはここでは、転職や自分の生き方についてです。
以下の通りです。
- コロナ渦でも現在の状況を把握する:業界全体
- 勝つために自分の強みと弱みを明確にする:自分の分析
- 転職エージェントのいいとこ取りをする:効率重視
順番に見ていきます。
コロナ渦でも現在の状況を把握する:業界全体
緊急事態宣言解除後には、業種ごとに感染症のガイドラインが出されています。各省庁、都道府県、業界団体で業種ごとに作成されていて、それに沿って準備しなければならなかったりします。
最低限、希望している業種や業界団体のガイドラインには目を通しておきましょう。
勝つために自分の強みと弱みを明確にする:自分の分析
マサチューセッツ工科大学のエドガー・H・シャイン博士の提唱しているキャリアアンカー(価値観)は、プロのキャリアコンサルタントも活用しています。
自分の本当の価値観を知ることで、自分の特性にあった職場や働き方を見極めて、「転職後に職場が合わずにすぐにや辞めてしまう」ということを防いでくれます。
国家資格でもあるキャリアコンサルタントのキャリアコンサルは、基本は無料で受けることができるので、受けてみる価値はあると思います。
キャリアアンカーでは8つの特性があり、人の特性は1つのみではなくいくつかの特性が複合的に存在すると言われています。少しだけご紹介すると・・・。
- 専門コンピタンスTechnical/Functional Competence
- 経営管理コンピタンスGeneralManagerial Competence
- 自立・自律指向Autonomy/Independence
- 保障・安定指向Security/Stability
- 起業家的創造性指向Entrepreneurial Creativity
- 奉仕・社会貢献指向Service/Dedication to a cause
- 挑戦的指向challenge
- 全体性と調和指向 Lifestyle
「自立・自律指向」は規則や慣行に縛られる組織にはいたくない、細かく監督される事には耐えられないタイプで「保障・安定指向」は、経済的安定や保障を重視し仕事そのものよりも周囲の状況に関心が強いタイプです。
自分はどの特性が強いのか?自分の価値観に合うのはどんな職種や会社なのか?しっかりと自分を分析しておく事をおすすめします。
こんな方は、特に要注意です。
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なんとなくやる気が出ない事が多い
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なぜか職場でのトラブルが多い
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勝ち負けに対するこだわりが強い
自分では気づいていないだけで、あなたの価値観が影響している事があります。
あなたはどんな特性を持っているのか?重要な課題は何か?ここを押さえておかないと無限ループにはまる事があります。
せっかく転職しても同じようなトラブルが発生して辞めることになったり、ストレスで体調を崩す事になってしまっては長期的にみるとマイナスです。
キャリアアンカー診断はインターネットで検索をすれば出てきます。
自分が持っている価値観を知っておくことは転職してからもトラブルなどから自分を守ってくれる情報ですので、ぜひチェックしてみてください。
王道ではありませんが最短距離かもです
未経験からIT転職をしたい場合は、以下の方法があるかと。
- 方法①:経験者にも引けを取らない何かをアピールする
- 方法②:確実に就職して実務経験を身につけてからもう一度希望の会社へ転職をする
この二択です。
転職の確率だけでいえば、就職支援付きの無料プログラミングスクールに通うのも手です。
>>IT転職に強いプログラミングスクール8選【徹底比較】
無料でプログラミングスキルを受講後に、IT就職の専属のカウンセラーが個別に就職支援をしてくれますので、かなりの高確率で就職ができると思います。
自分の価値観と合わない会社に一旦は転職をする事になるかもしれませんが、自分の特性を理解して分析しておく事でうまく乗り切ったり、実務経験を積む事で次に繋げる事ができます。
転職エージェントのいいとこ取りをする:効率重視

転職に慣れていない方や、何度も不採用の通知を受け取っている方は、とにかく多くの企業に応募すればいつかは受かるだろうという考え方をしがちです。
しかし、これでは精神的にもダメージを追いやすくなります。
転職エージェントをうまく活用すると、転職のプロに相談できサポートまでしてもらえるので、効率を重視する場合にはエージェントも一つの手です。
>>未経験でも大丈夫!転職するならIT業界がおすすめの3つの理由-頼れるエージェントも紹介
未経験でIT就職を考えている場合の方法として、方法②では無料プログラミングスクールがおすすめですが、方法①では、転職エージェントの活用が考えられます。
転職をする際には「なぜ転職を考えたのか?」「志望動機」などは、書類にも記入し面接時にも同じような質問がなされます。
この回答が曖昧になると、「入社してからも自分の意見をはっきりと述べられない人」と判断され、選考から漏れてしまいます。
>>IT転職で未経験者が書くべき志望動機3つのポイント【転職エージェントも】
多少手間はかかっても、自分の考えを明確にしておく事、自分の強みをリストアップしておく事が後で必ず役に立ちます。
この辺りでもエージェントをうまく活用すれば自分の強みを活かせそうな企業へのアピールの仕方などを提案してくれると思います。
経験の浅いエージェントにあたったり、紹介案件が少ないようならエージェントがマッチングしやすいような希望を話すなど積極的に情報を伝えておきましょう。
エージェントとどうしても性格が合わないという事があれば、別会社のエージェントの利用も検討してみてください。
まとめ
本記事では、コロナ禍での転職を成功させるために、やるべきことについて紹介しました。
結論、
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転職についての情報不足
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自分についての分析不足
が転職が上手くいかない主な原因です。
コロナ禍の中では、常識は通用しないかもしれません。
メンタルを整え「転職についての情報不足」「自分についての分析不足」を解消するために行動しておきましょう。
転職を考えている人の参考になれば幸いです。