外資系企業への転職で失敗しない三つのポイント!【インサイド情報】

・外資系企業に転職したいな
・どんな点に気をつければ良いんだろう?
・面接とかの注意点とかあれば知りたい
外資系企業への転職を考えている人の、こうした悩みや疑問にお答えします。
✓本記事の内容
- 外資系企業の転職に必要な事前準備が分かる
- 外資系企業での面接の受け方の注意点が分かる
- ”意外と知られていない超重要”なことが分かる【Bicultural】
私自身、外資系専門のヘッドハンターとの面接を経て、業界世界トップ企業でもある英国通信社への転職を成功させました。その後6年間NY本社で勤務をしましたが、最終面接官の立場で転職希望者を多数面接してきました。こうした経験から、見解を述べていきます。
本記事では、外資系企業の転職面接時の服装や注意点、その他の超重要な注意点について紹介します。
外資系企業の転職に必要な事前準備

外資系企業の転職に必要な事前準備は、以下の通りです。
- 事前準備①:外資系企業に好まれる服装
- 事前準備②:企業調査
順番に見ていきます。
事前準備①:外資系企業に好まれる服装
外資系企業が好む服装を簡単にまとめると、以下の通りです。
- スーツ:基本はダークスーツ。野球選手が試合でユニホームを着るように、ビジネスパーソンも仕事をする為のユニホームと割り切って業界に応じたユニホームを着ることが重要。
- ネクタイ:保守的で派手すぎないもの
- シャツ:自分の体型に合ったシャツ。可能であればオーダーメイドシャツが良いでしょう。
- 靴:ハイブランドである必要はありませんが、汚れが無くつま先やかかとがすり減っていないもの。ゴム製のウォーキングシューズはNG。
- 靴下:足を組んでも肌が見えない、ニーハイのタイプがおすすめ。
- 腕時計:薄型でフォーマルなもの。G-SHOCKのようなバルキーなタイプはNG。
- 髪形:保守的で清潔感を感じさせるスタイル
詳しく知りたい人は、How to Dress for Successが参考になるかと思います。
事前準備②:企業調査
外資系企業に限ったことではないかもですが、面接を受ける企業を徹底的に調査することが重要です。
企業HPをくまなく読み、企業の全体像を掴みましょう。その時に、企業の優位性や課題も考えることが大切。
また、競合他社についても、最低2社は徹底的に調査します。
さらに、面接官(自分の上司となり人物)のキャリアやバックグラウンド、これまでの業績などを調べ、面接時にさりげなく言及することで、かなり優位に立つことができます。
外資系企業での面接の受け方の注意点

外資系企業での面接の受け方のポイントは、以下の通りです。
- 注意点①:握手は片手で
- 注意点②:自分自身について、しっかりと話す
- 注意点③:面接官の意図を読む
- 注意点④:英語力はアピールにならない
順番に見ていきます。
注意点①:握手は片手で
外資系企業の面接では、握手は右手だけでします。
日本では、目上の人に対して両手で握手をする傾向がありますが、欧米では右手のみなので注意が必要です。
また、握手をする時は、「Hello Mr. Brown.」と相手の名前を呼んで挨拶しましょう。
注意点②:自分自身について、しっかりと話す

「Tell me about yourself.」
これは、外資系企業の面接で聞かれる典型的な質問。
また、
「Why do you want to change your job? Aren’t you happy in your company?」
辺りも頻繁に聞かれるので、事前に回答を準備しておきましょう。
注意点③:面接官の意図を読む
外資系企業の面接に限らずですが、面接官が”どのような人物を雇いたいと思っているのか?”を十分に考えて、自分がそのニーズにマッチする人材であることを伝えることが重要です。
日本の新卒面接のように、事前に覚えた文章を棒読みするのではなく、じっくりと言葉を選びながら自分の気持ちを伝えることが必要です。
注意点④:英語力はアピールにならない
いくら英語力が高くても、外資系企業では一切アピールにはならないので注意が必要です。
例えば、「TOEIC900点」「英検1級」などを履歴書に書いたとしても、残念ながらスルーされます。
なぜならば、英語が公用語の企業で働くのだから、英語での「読み」「書き」「話す」ができることは当たり前だから。
ですので、面接中に自分の英語力をアピールすることはやめましょう。
”意外と知られていない超重要”なこと【Bicultural】

外資系面接において、”意外と知られていないけど超重要”なことがあります。
それは、”Bicultural(バイカルチュラル)”であること。
Biculturalとは、
2か国の言語・習慣・道徳などを、その国の人と同レベルに身につけているさま。また、理解できるさま。
(出典:デジタル大辞泉)
という意味になります。
要するに、その国の言葉だけでなく、文化そのものもネイティブと同じくらい身に付けていることが大切になるのです。
また、自分のコンテンツを持っていることも重要視されます。
コンテンツというのは、あなた自身の人としての教養や、専門分野についての幅広い知識や見識、本質を見抜く力など。
こうした点も面接を通して見られているので、注意が必要です。
まとめ
本記事では、外資系企業の転職面接時の服装や注意点、その他の超重要な注意点について紹介しました。
外資系企業への転職を考えている人の、参考になれば幸いです。
※外資系転職については、合わせて読んでみて下さい。
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