好きな映画を観て英語をモノにする為の三つのポイント【楽しみながら自然に英語が上達!】

1 英語が良く聞き取れなくても、ストーリーが解る映画を選ぶ。
2 原作本がある映画を選ぶ。
3 映画音楽が心から楽しめる映画を選ぶ。
今回は、「愛と哀しみの果て」(Out of Africa) を例に、どのように
映画を楽しみながら、英語が上達するか見ていきたい。
物語は1913年のデンマーク、裕福だが未婚のカレン・ディネーセンが、友人のブロア・ブリクセン男爵に「便宜上の結婚」を申し入れるところから始まる。ブロアは貴族社会の一員であるものの、経済的に不安定になっていたため結婚に同意し、2人はアフリカに移住して酪農場を始めることを計画する。
英領東アフリカへの到着時、カレンはブロアとの簡単な結婚式を挙げ、ブリクセン男爵夫人となる。カレンは、様々な植民地の住人たち(多くは英国人)と出会い、友人となる。また、大物を獲るハンターのデニス・フィンチ・ハットンとも出会い、親密になっていく。
ここから先は、ネタバレになるので後は皆さんが映画を観て楽しんでください。
「そんなに簡単に、映画を観るだけで英語が上手くなるんですか?」
— 好きな映画だから、何回でも観てたのしめます。
疲れたら、映画音楽と景色も楽しめます。
「愛と哀しみの果て」の場合、景色が美しく、出演者も
トップの俳優で存在感があり、アフリカの美しい景色が
音楽と共に楽しめる。
「原作本があると、どんなメリットがあります?」
— 会話がすべて見ることが出来て、聞き取れなくても確認できる。
「粋なセリフ」を自分でも使ってみたいときに、どのような
シチュエーションで使うのか、分かりやすい。
「楽しく英語を勉強したいのですが、どのくらいの期間が必要でしょうか?」
— 同じ映画を毎日、三か月は観て欲しいですね。自然にセリフを覚えてしまします。覚えようとしなくても自然に身に着きます。これは、結構たのしい時間でして、自分が映画のヒロインやヒーローになった気持ちになり切り、主役の俳優と同時にセリフを発すると、気持ちが良いものです。
役になりきることがコツです。
では、具体的に三つのポイントを見ていきましょう!
1 英語が良く聞き取れなくても、ストーリーが解る映画を選ぶ。
『愛と哀しみの果て』は、1985年公開のアメリカ映画。
監督はシドニー・ポラック。
主演はメリル・ストリープ、ロバート・レッドフォード。
1937年に出版されたアイザック・ディネーセンの『アフリカの日々』を
カート・リュードックが脚色。 ウィキペディア
公開日: 1986年3月15日 (日本)
監督: シドニー・ポラック
音楽: ジョン・バリー
受賞歴: アカデミー作品賞、 アカデミー作曲賞、 アカデミー監督賞
監督のシドニー・ポラック”は:
Out of Africa”(愛と哀しみの果て)の他
The Way We were(追憶):ロバート・レッドフォード
Tootsie(トッツィー):ダスティン・ホフマン
The Firm(法律事務所):トムクルーズ
音楽のジョン・バリーは、映画音楽の巨匠で、Out of Africa以外に
007シリーズの「ロシアより愛をこめて」初め
「007は二度死ぬ」
「女王陛下の007」
「007リビング・デイライツ」
多くのヒット映画ソングを手掛けている。
まさに何度観ても、あきない名画である。
第一次世界大戦前後のアフリカが舞台の映画だが、ネタバレしないように
ストーリーは観て楽しんでください。
CGの無い雄大なアフリカの自然の光景が美しい音楽とともに
楽しめます。
最近の映画には無い、スケールの大きな映画です。
アフリカ人の召使との出会いの会話が笑えるのだ:
”Please. Listen. On the train are my crates
with china and crystal. Do you know china?”
”Yes, msabu.China, it can break.”
2 原作本がある映画を選ぶ。
- 原作本で、会話部分を抜きだして書き出す。
- 映画の会話との違いも確認する。
- 原作と映画のストーリー展開の違いを見る。
3 映画音楽が心から楽しめる映画を選ぶ。
- 「愛と哀しみの果て」はモーツアルトの音楽が、アフリカの自然にマッチして美しい。
- 映画音楽の巨匠「ジョンバリー」のスクリーンミュージックは癒される。