ウォーレン・バフェットの成功哲学五選【投資の神様の人生訓】

・ウォーレン・バフェットって?名前は聞いたことがあるけど・・・
・ウォーレン・バフェットの成功哲学を学びたい
・自分も成功したい
こうした疑問や悩みにお答えします。
✓本記事の内容
- ウォーレン・バフェットとはどんな人かが分かる
- ウォーレン・バフェットの成功哲学が分かる
私自身、世界三大金融市場のロンドン・ニューヨーク・東京でメガバンクのトップ為替ディーラー達と30年以上前から仕事をしており、1998年にFX(外国為替証拠金取引)が始まった時から、22年間プライぺートファンドの運用をFXを中心にしています。こうした経験に基づいて、話しをしていきます。
本記事では、ウォーレン・バフェットの人物像や、成功哲学について紹介します。
ウォーレン・バフェットとは

ウォーレン・バフェットは、1930年にネブラスカ州オマハで生まれました。
言わずと知れた、”投資の神様”です。
驚くべきことに、彼は幼い頃からビジネスを始めていました。
具体的には、
- 祖父から6本25セントで購入したコーラを、1本5セントで販売
- ワシントン・ポストの配達アルバイト
- ゴルフ場のボール拾い
- 競馬の予想新聞の販売
等々、色々なビジネスや仕事をしたと言われています。
初めての投資
バフェットが初めて投資を行ったのは、11歳の時。
姉と一緒に「シティ・サービス」の優先株を、1株38ドルで3株購入。
シティ・サービス株は一時、1株27ドルまで値を下げましたが、1株40ドルまで値を戻したところで売却。わずかながらですが、11歳にして投資で利益を得ることに成功しました。
しかし、その後「シティ・サービス」の株は長期に渡り上昇し続け、最終的に1株200ドルに。
この経験を通じ、バフェットは忍耐力を学び、その後の投資人生に活かされています。
ビジネススクールで投資を学ぶ
バフェットは、高校3年生の時に友人と、中古のピンボールを1台25ドルで購入し、理容店に置くというビジネスを開始。
このビジネスは上手くいき、最終的には週50ドルの利益を稼ぎ出すまでに成長しました。
高校を卒業したバフェットは、コロンビア大学のビジネススクールに進学し、投資について学び始めます。
ちなみにコロンビア大学を選んだのは、証券アナリストであり『賢明なる投資家』の著者のベンジャミン・グレアムとデイビッド・ドッドの元で投資を学ぶためでした。
本格的に投資の世界へ
大学卒業後は、父親が経営する証券会社で株式ブローカーとして働き始めました。
この頃に、後に失敗した投資の1つとして本人が語る「テキサコガソリンスタンド」への投資も行っています。
着々と投資の世界で実績を残したバフェットですが、”自分への投資”も惜しみませんでした。
例えば、人前で話すことが苦手だったので、自ら「デール・カーネギーの演説コース」を受講。その後、ネブラスカ大学の夜間クラスで、投資原理についての教鞭をとるに至ってます。
また、この時期に結婚をし、二人の子どもにも恵まれました。
ウォーレン・バフェットの成功哲学

ウォーレン・バフェットは多くの成功哲学を残していますが、有名な5つの哲学を紹介します。
以下の通りです。
- 成功哲学①:最良の伴侶にめぐり合う
- 成功哲学②:自分に投資をする
- 成功哲学③:優秀な人と付き合う
- 成功哲学④:尊敬できる人物と仕事をする
- 成功哲学⑤:雑音は無視する
バフェットの発言を元に、順番に見ていきます。
成功哲学①:最良の伴侶にめぐり合う
バフェットは成功哲学として、最良の伴侶にめぐり合うことを挙げています。
バフェットはこれまで、さまざまな決断をして巨万の富を築いてきました。
ある時、記者に「これまでを振り返って、一番重要な決断は何でしたか?」と尋ねられたところ、「人生において最も重要な決断は、『誰と結婚するか』という事だよ。」と答えました。
バフェットの発言は、以下の通りです。
- 「自分がそうなりたいと思うような人と一緒にいたいでしょう。そうすれば、自然に自分もその方向に引き込まれていくんだよ。だから、一番大切な人物は人生の伴侶だよ。」
- 「最良の人と結婚しなさい。」
- 「真剣に伝えたいよ。最良の伴侶を見つければ、君の人生に最大の変化をもたらすし、将来の願望も違ってくるよ。」
成功哲学②:自分に投資をする
バフェットは成功哲学として、自分に投資をすることを挙げています。
バフェットの発言は、以下の通りです。
- 「何と言っても、最高の投資は、自分自身に投資することだよ!」
- 「まず、文章も話も、コミュニケーション力を学びなさい。コミュニケーション力を磨けば、君自身の価値が少なくとも50%は増加するよ。」
成功哲学③:優秀な人と付き合う

バフェットは成功哲学として、優秀な人と付き合うことを挙げています。
バフェットの発言は、以下の通りです。
- 「グレードの高い人と付き合いなさい。」
- 「誰と付き合うかは、とても重要なんだよ。」
- 「人生で大切なことは、自分より優れた人と混じることです。」
- 「もし君が、自分よりも「グレードの高い人達」と自然にあなた自身もグレードが高い人と同じ様な行動をするようになるんだよ。反対に、自分より劣る人たちと交わると、じきにその連中のレベルに落ちていくんだよ。人生って、そんなもんなんだよ。」
成功哲学④:尊敬できる人物と仕事をする
バフェットは成功哲学として、尊敬できる人物と仕事をすることを挙げています。
バフェットの発言は、以下の通りです。
- 可能なかぎり、誰でも尊敬できる人の為に仕事をしなさい。」
- 10年後もその仕事をしているわけでは無くとも、尊敬できる人の元で仕事をすると、多くの事を吸収することが出来る。将来のキャリアを考えた場合、給料は大切だが、お金の為だけで仕事を選んではいけない。」(実際、バフェットは自分の「師」「英雄」と仰ぐベンジャミン・グラハム氏の元で、給料のことは一切話しをせずに働くことになった。)
成功哲学⑤:雑音は無視する
バフェットは成功哲学として、雑音は無視することを挙げています。
バフェットの発言は、以下の通りです。
- 投資は、時には感情的になる。株のティッカーを見たり、ニュースをチェックしても、なんの助けにもならない。マーケットがどっちの方向に行くかは誰にも分からないのだ。」
- 最良のストラテジーは、マーケットがアゲンストでも、姿勢を良くして自分の信じた方向にいることだ。」
- 「率直に言って、エコノミストが何を言おうと気にしない。」
- 「これまでのエコノミストの歴史を見れば、彼らは株の売買であまり利益を得ていない。だから、株の売買をしいる連中がエコノミストの言葉に耳を傾けているのは、理解に苦しむんだよ。」
まとめ
本記事では、ウォーレン・バフェットの人物像や、成功哲学について紹介しました。
本記事が、成功したいと願う人の参考になれば幸いです。
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