意外と知らない!リモートワークのZoomで注意したいマナー5選

・Zoomでもマナーは気をつけた方がいいの?
・他の参会者に迷惑をかけてないか不安・・・
・Zoomで注意した方がいいマナーがあれば知りたい
リモートワークをしている人の、こうした疑問や悩みにお答えします。
✓本記事の内容
- Zoomでもマナーは問われることが分かる
- Zoomで注意したいマナーが分かる
私は以前、英国通信社のNY本社で、6年間勤務していました。NYは世界のトップ企業の精鋭が集結するので、毎日米国・英国人と仕事を通して切磋琢磨することができました。また現在は投資や英語、転職関連のビジネスを行っており、頻繁にオンラインでの会議をしています。こうした見解から述べていきます。
本記事では、リモートワークのZoomで注意したいマナーについて紹介します。
Zoomでもマナーは問われる

オフィスや対面での仕事の際に、マナーに気を遣っている人も多いと思います。
例えば、「名刺交換の時は、先に取らない」や「お客様との電話を切るときは、お客様が切るのを待つ」「会議が終わったら、上司より先に退席しない」など、特に、対お客様や対上司の時は、特に注意が必要ですよね。
結論から言うと、Zoomでもマナーは必要です。
Twitterなどを中心に、Zoomでのマナーが話題になっているのをご存じでしょうか?
「クライアントとZoomミーティングをする時は、終了後に先に退出しない方がよい」や「上司と一緒の場合、上司が退出するのを待つ」といった、「なるほど!」と思うものから、「入室したらマイクをOnにして机をノックし、失礼します。のあと氏名を名乗る」や「画面の左が上座で右が下座」といった「???」と思うものまで、様々なことが取り上げられています。
また、最近ではZoomマナー講師やZoomマナー講習会といったものまであるようです。
リモートワークのZoomで注意したいマナー

上記の通り、Zoomミーティングにはオフィスや対面での仕事の時とは違うマナーがあります。
Zoomミーティングで気をつけたいマナーは、以下の通りです。
なお、マナーの前にZoomの基本的な機能を知りたいという方は、「今さら聞けない!Zoomのお便利な機能5選の使い方」をご覧ください。
- マナー①:ユーザー名の設定
- マナー②:イヤホンの使用
- マナー③:発言者以外はミュートにする
- マナー④:リアクションは大きめにする
- マナー⑤:会話の”間”に気をつける
詳しく見ていきます。
マナー①:ユーザー名の設定
Zoomミーティングに参加をする際は、ユーザー名の設定は必ず必要です。
ユーザー名の設定をしないと、「iPhone」や「NEC-PC」といった風に、使っている端末の名称が表示されてしまいます。
この状態だと、1対1のミーティングの場合は良いかも知れませんが、複数人が参加するミーティングの場合、誰なのかが分かりません。
ですので、ミーティングに参加する前に、必ずユーザー名の設定をするようにしましょう。
ユーザー名の設定の方法は、
- ①Zoomを開き、右上にある歯車マークをクリック。
- ②左側のメニューから、「プロフィール」→「マイプロフィール」の順番でクリック。
- ③クリックをするとブラウザ版のZoomが立ち上がるので、右側にある「編集」をクリック。
- ④「名/姓」に名前を入力して、「変更に保存」をクリック。
以上で、ユーザー名の変更が完了します。
マナー②:イヤホンの使用
Zoomミーティングでは、イヤホンやヘッドホンを使用することをおすすめします。
イヤホンを使用しないと、周りの音をかなり拾ってしまいます。
するとミーティングの相手は、「ガー」とか「ゴー」といった騒音の中で、あなたと会話をしている状態になってしまいます。
また、特に複数人でのミーティング時には、イヤホンやヘッドホンは必須となります。
なぜならば、イヤホンをせずに複数人でのミーティングに参加してしまうと、混線の原因となるから。
また、他の人と同室から同じミーティングに参加する場合は、ハウリングを起こしてしまいます。
そのため、1対1のミーティングであれ、複数人でのミーティングであれ、イヤホンやヘッドホンを使用して参加することがマナーとなります。
イヤホンマイクの選び方は、こちらの記事を参考にして下さい。
>>リモートワークに便利なイヤホンマイクの選び方-おすすめ5選も紹介
マナー③:発言者以外はミュートにする
複数人でのZoomミーティング時は、発言者以外はミュート(消音)にすることがマナーです。
イヤホンを使用してミーティングに参加していると、イヤホンが揺れる音や咳の音、鼻をすする音など、些細な音を拾ってしまいます。
他の人が話している時に、物音を立てて邪魔をしてしまいかねません。
そのため、複数人でのZoomミーティングに参加する際は、自分が話す時以外はミュートにしておきましょう。
マナー④:リアクションは大きめにする

Zoomミーティングでは、対面の時ほど相手や他の参加者の表情を、細かく読み取ることが難しいです。
また、対面特有の「空気感」も感じにくいものがあります。
そのため、リアクションが薄いと話し手は、「ちゃんと聞いているのかな?」「伝わっているのかな?」と不安になってしまいます。
Zoomミーティングでのリアクションは、対面の時よりも多少大げさなくらいにしましょう。
マナー⑤:会話の間に気をつける
Zoomミーティングでは、対面の時と比較すると若干ですがタイムラグが発生しがちです。
そのため、普段のペースで会話のキャッチボールをすると、相手の言葉に自分の言葉を被せてしまう事態が、頻繁に起こります。
対面の会話の時よりもワンテンポ遅らせるイメージで、話し始めると良いでしょう。
また、普段から早口の人は、対面以上に相手が聞き取りにくく感じてしまいます。
そのため、普段以上に意識してゆっくりと話すことが大切になります。
まとめ
本記事では、リモートワークのZoomで注意したいマナーについて紹介しました。
結論、オフィスや対面の時にマナーがあるように、Zoomにも独自のマナーが存在します。
対面の時以上に、「相手や参加者に伝わっているか?」の視点を持つことが重要になってくるのです。
できるfit Slack&Zoom&Trello テレワーク基本+活用ワザ (できるfitシリーズ)